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~世界のパッケージ事情を情報発信~
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お疲れ様です。管理人はやとです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は「トランプ大統領が発した紙ストロー廃止」について語ろうと思います。
✅結論:環境ブームが去ってしまう
僕は先日このようなツイートをしました。
✅紙ストロー廃止!について
トランプ大統領がついに紙ストローについて廃止の大統領令を出しましたね。これは今まで続いてきた世界的な「サスティナブル」とか「プラ削減」の流れが少なからず変わりますね。日本ではあまり影響ないかもですが、海外ではたくさんの業界で影響がありそうです。 pic.twitter.com/lFKOPlyGuZ
— 世界のパッケージ屋さん (@sekaino_package) February 17, 2025
✅こんな人におすすめの記事です。
簡単自己紹介
アメリカのトランプ前大統領が「紙ストロー廃止」の大統領令を発令しましたね。このニュースは、持続可能なパッケージングに関わる業界にとって大きな影響を与えるでしょう。環境問題に対する政策変更は企業戦略や消費者の選択に直結するので、今後の市場動向が注目です。
最近は環境対応ブームで、世界的に脱プラスチックの動きが進んいました。
日本でも、プラスチックストローの代替として紙ストローがちらほら見かけるようになりましたよね。スタバは早々と紙ストロー廃止してましたが(笑)
紙ストローは耐久性や使用感に不満を持つ人も多かったと思います。しかもお店にとってみればプラスチック製に比べて何倍もコストアップしてしまいます。
今回の大統領令が日本市場にどのような影響を与えるでしょうか。世界的な潮流を考えても今回のトランプ大統領令に同調するメーカーや店舗は多いことでしょう。
なので世界的に紙ストローの見直しが進む可能性は高いですね。すでに一部の企業では、生分解性プラスチックやステンレス、シリコン製のストローが採用されていますが、これらの代替品も、環境という言葉に反応した製品で、どれもプラスチック製と比べコスト高になります。これを機に「環境」という言葉の捉え方が世の中変わってくるかもしれません。
日本では、消費者の環境意識よりも、利便性だったりコストバランスが求められているように思います。プラスチック製品の使用制限が進んでいて、環境に優しい新素材の開発も加速しているのは事実。竹製ストローやバイオプラスチックなど、新たな選択肢が市場にでてきていますが、今後のトレンドになって需要が増し、コストが抑えられる日が来る前に世の中変わっちゃうかもです。
では、今後の「持続可能なパッケージ」とはいったいなんなの?という議論が出てきそうです。
✅僕の予想
日本のマーケットでは、コスト重視は変わらないと思ってます。なぜなら、プラスチックのリサイクル技術や回収インフラが優れていて、これからもどんどん整うと思うからです。
環境問題への対応は、政治や政策が大きな影響を与えているんです。もっと砕いて言うと、「利権」が働いている ということです。
✅結局は誰かの利益のために世の中が動かされている
これ以上深く掘り下げるつもりはないですが、最終的には「消費者が求めるかどうか」が重要になってきて、利権で成り立っているものは長く続かないと思います。
なので今後は、規制の変化を見極めつつ、消費者の声を反映させた持続可能なパッケージの開発がこれまで以上に鍵を握るだろう。
また、環境対応だけでなく、製造コストや耐久性、使用感など、実際の利用シーンを考慮したバランスの取れた製品開発が重要になるでしょう。持続可能なパッケージングの未来は、規制や政策だけでなく、企業の取り組みと消費者の選択によって決まっていくものであってほしいですね。